<マリア・レットベリ マスタークラスとミニ・リサイタルのご案内>
現在ベルリンに住む中堅ピアニスト、マリア・レットベリによるマスタークラス&ミニ・リサイタルを下記の要領で開催いたします(経歴詳細は下記)。
彼女は10年前のCDデビューが史上二人目の「スクリャービン・ピアノ曲全集」という8枚組で、さらにはそこに収録されなかった遺作をまとめたCDも数年後にリリースするなど、スクリャービンには並々ならぬ探究心を持って演奏活動をしています。
そこで今回のマスタークラスとミニ・リサイタルも、スクリャービンに限定したものとして開催いたします。研究者、演奏家の二面をもつ彼女ならではのアドバイスが聞けるものと思います。多くの方々のご参加をお待ちしています。
日時:2017年2月26日(日)13:40開始(13:20開場、17:00終了予定)
場所:Le Salon de Clavier (北区田端二丁目 JR田端駅より徒歩5分ほど・・・申し込まれた方に詳細をお伝えします)
内容:3名へのマスタークラス(各40分)とミニ・リサイタル(45分)
レスナー(順不同・予定)
奥山 亜喜子 エチュードOp.8-12, 42-3&4, 65-3
川岸 瞳 ソナタNo.4
栗本 康夫 ソナタNo.5
日本語への通訳も依頼しております。
ミニ・リサイタル プログラム(オール・スクリャービン)
Etüde cis-Moll Op.2 Nr.1,
Sonata-Fantasie gis-Moll (Op. Posth.),
Valse Des-Dur (Op. Posth.)
Mazurka e-Moll Op.25 Nr.3
Rêverie Op.49 Nr. 3
Prélude Op. 51 Nr.2
Sonate Nr.9 Op.68
„Vers la flamme“ Op. 72
Etüde Op.8 Nr.11
Etüde Op.8 Nr.12
聴講料: 3500円(ミニ・リサイタルを含む)
定員:40名(先着順)
お申込み:info@jk-arts.net あてにメールでお名前(同伴者がいらっしゃればその方のお名前も)と連絡先電話番号をお知らせください。お支払いは当日で結構です。
マリア・レットベリ 略歴
マリア・レットベリはラトヴィア・リガ生まれのスウェーデン人。父はロシア文学者、母は数学者という家庭に育ち、9歳の時にベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番でデビュー。その後サンクト・ペテルブルグ音楽院に進学。さらに卒業後はコンクール等に挑戦して世の中に知られることより自分の音楽的興味を満たすべく、奨学金を得てストックホルムのロイヤル・カレッジ、ヘルシンキのシベリウス・アカデミーなどで研鑽を積んだ。この間に師事した主要なピアニストは、タチアナ・ザゴロフスカヤ、アンドレイ・ガヴリーロフ、パウル・バドゥラ・スコダ、メナヘム・プレスラー、エマニュエル・クラソフスキー、ローランド・ペンティネン、マッティ・ラエカリオなど。
現在、ベルリンでは数多くのリサイタル、オーケストラとの共演、室内楽、そしてラジオやテレビへの出演をこなしているが、これまでで最も意義深い活動の一つが2007年秋に行ったスクリャービンの独奏作品全曲録音である。以後もシュニトケの協奏曲、メラルティンの独奏曲などロシア、北欧の作品のCDをリリースしている。
HP: http://www.lettberg.com/
CDリスト: http://www.lettberg.com/en/recordings.html
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